エンジニアは激務だといわれています。年収が高いエンジニアですが、それでも仕事にやりがいがなければ、なかなかモチベーションは上がらないものです。では、エンジニアの仕事のやりがいとはどのようなものなのでしょうか。

それは、システムがきちんと作動したときです。ひとつのシステムをつくろうと思ったら、コードをひたすら入力して、トライ&エラーを延々と繰り返さなければなりません。システムが完成した瞬間は、その苦労が報われるときです。実際にエンジニアはエンターキーを押す瞬間が一番緊張する場面です。エンターキーを押して、想像通りに動いてくれた瞬間はなにものにも代えがたいものであるといえるでしょう。とくにチームで作り上げたものが完成したときの喜びはひとしおです。

またアクセス数やコンバージョンの目標を達成したときも、エンジニアが喜びを感じる瞬間です。コンバージョンとは、顧客が設定した最終ゴールのことです。たとえば、「メールマガジン登録者が500人達成したらゴール」のように定められていたら、顧客がメールマガジンを登録してくれるように誘導するような設計をしなければなりません。アクセス数やコンバージョンは、システム上からひとめでわかるため、目標に向かって試行錯誤したなかで達成できた場合は大変やりがいを感じます。

そして顧客から感謝された瞬間や指名依頼がきたときもやりがいを感じます。どんな仕事であってもひとから感謝されるのは嬉しいものです。なおかつ、仕事を評価してもらい、新しい仕事に自分が指名されたときは、エンジニアをしていてよかったと思うものです。